合格に男泣きしました

久々に男泣きしました。

中高一貫校に行っている浅草の中3女子です。
本当に勉強ができない子でした、、、
いや、違う。

学校の速さにまったくついていけない子で、
勉強に対する全ての興味が失われていました。

もともとこの子のお兄ちゃんを見ていて、
その流れで中2の秋から少しずつ勉強をしていました。

一緒にやり始めてから、少しずつ 少しずつ結果は出てた。
でも、5教科合計が60点→150点。

同じことを8回くらい説明してようやく分かり始める感じ。
今まで本当に勉強がつらかっただろうなって。

学校に不満はあったみたいだけど、
そこそこの偏差値もある学校だったから、
私も親も学校の先生もみんながそのままエスカレーターで、
上がると思っていた。

でも、本人が突然、12月20日に受験する決断をした。
そうなると今通っている学校には進学できない。

本人は環境を変えたかったと。
今の自分を打ち破りたいと。
隣の畑が青く見えていただけかもしれない。

秋に学校でたまたま受けていた模試で全国偏差値３１

興味がある学校には２０以上も開きがある。

本番まで２ヶ月しかない。
でも本人がやるって決めたんだからやるしかない。
周りにいくらやれって言われても、普通はみんなやらない。

彼女も受験を決めるまではそうだった。
でも、彼女は自分で決めた、受験のために勉強すると。
だから私も腹を括って、ギアを上げて、一緒に目指した。

年末は12月31日の21時まで指導して、
年始は1月1日の12時には指導を始めていた。
2月に入ってから指導に行かなかった日は12日の高知の法事の日だけ。

英語は、This is a pen.から、
国語は、音読と小3の漢字から、
数学は、二桁の計算と分数の通分から。

比例と反比例は座標の読み方だけでおよそ１０回。
確率のサイコロだけでおよそ１５回。
ルートの計算は同じところをおよそ２０回。

これくらいやってようやく問題が少しだけ解き始められる。
わかるまで妥協せずに互いに諦めなかった。

その結果、掴んだ合格。
この経験は、彼女にとってかなり大きな経験になっただろう。
自ら決めてやることの大切さを再確認した受験でした。
この素敵な合格に立ち会えたことに感謝！