意味を知ると、人は動ける

指導で意識しているのは、子どもたちと一緒に理解をした上で勉強等を進めていくこと。

本日の指導のお話は、高１女子で、GWの現代文の宿題についてです。
『書く』ことが苦手だった女の子が、言葉の意味を理解したら、
一瞬で要約の宿題ができるようになりました。

その子は、前から、もともと読書感想文を書くのが苦手で、
自分で書くことは得意でないと思っていました。
そのため、今回の要約の宿題については、
「やだー、やりたくない」と言っていたんですね。

要約でも、感想文でも、『書く』という行為は一緒なので、
本人もその日の授業まで苦手だと思っていました。

そこで、今日は感想文と要約の違いについて説明をして理解してもらいました。
『感想とは何か？』
『要約とは何か？』
説明だけでなく、本人の現状の理解などを踏まえて、実際の文章を使い、
イメージしやすいように具体的にして、対話形式でやり取りしていきました。

すると、「あー、それなら先生、私かけるかも！」
というので、実際にやってもらうと、

待つこと１０分…

あっという間に、書けました☆
その日の振り返りの感想で彼女は、
「何を書くか意味がわかったら、ペンが進んだ。」
と言っていました。

漠然としていると、なかなかできなかったのが、
言葉の意味をちゃんと理解するだけで、あっという間に進んだそうです。

こういう結果が出るのは嬉しいですね。
課題解決力は言われてい久しいですが、そもそも課題を発見しないと解決はできません。
私の強みはこういう課題を見つけて、わかりやすく伝えることだと思っております。