偏差値よりも簡単に自分の位置を知る方法　～定期テストの見方～

今回は期末試験の結果の受け止め方です。

私の教え子も、今回の学年末で、
明らかに良くなった生徒もおりました。
また、テストの点数が奮わなくて残念がっている子もいました。

しかし、点数が奮わなくても、まったく気にしなくて大丈夫です。

なぜかというと…
一番大切なのは偏差値だからです。
平均点を５０としたときの指標が偏差値です。

仮に平均点が７０点だとして、実際に獲得した点数が６５点だと、
偏差値は４８とか４７になります。

高校の模試では偏差値が出ていることが多いですが、
ただ、偏差値は計算が面倒なので、
中学などではそこまで計算してくれていないことがよくあります。
偏差値は「（自分の得点－平均点）÷標準偏差×10＋50」という公式で求めらます。

一個人が計算しようと思っても
ただ、偏差値がわからなくても簡単におよその自分の位置がわかる方法があります。

上の計算でもありましたが、
「自分の得点－平均点」
だけでも、およその位置がわかります。

たとえば、前回のテストで、得点が60点　平均点70点テストがあったとします。
平均点との差は　-10点です。

今回のテストで、得点が60点　平均点が65点だったとしたら、
平均点との差は　-5点です。

得点は60点だったとして、平均点に5点近づきました。

このように点数を見ていけば、実は前回よりも平均点に近づいて、
実は学力がついているケースも結構あるんです。

もしよかったら、皆さんや皆さんの周りの方のテストも
平均点と比べてみると、何か今までとは違う見え方があるかもしれませんよ。