少し前の話ですが、指導に行き始めた直後のある小学校高学年の生徒のお話です。
何度か慣れてきたので、初めて宿題を出しました。
その次に行ったときに、宿題はちゃんと完ぺきにしていたので、私もとてもうれしかったです。
私の指導では、いくつかレベル分けがあって、
- レベル① 私と勉強ができる
- レベル② 宿題を解くことだけはする
- レベル③ 宿題の〇つけをする
など、数多くのレベルがあります。
レベルの話をすると、話が逸れるので、また後日。
閑話休題。
その時に違和感がありました。
〇つけをしていませんでしたが、すべてに〇がつく正解の内容。
その日の後半、宿題に出した内容と同じ内容の問題を即席で作り、解かせたら全くできません。
さあ、皆さんのお子さんが、指導している生徒がそんな状態なら、どうしますか?
私は「自分で気づく」ことを大切にしており、
ここでこの事実を突きつけても何も本人にいい影響は出ないと思い、その日は何も言わずに帰りました。
次の指導の時、前回即席で作った問題と同様な問題を作り解かせます。
もう3回やっているので、〇が付きました。
このときに、私は「よくできるようになったね。」とほめた後、
「ちなみに、問題を解く意味って何かわかる?」と投げかけました。
すると、
生徒「わかっているかの確認?」
と答えたので、
「そうだよ。」
と。
続けて
「だから、問題を解いて〇をつけることが目的じゃないんだ。」
「むしろ✕がついているところを見つけることが大切なんだ。」
「〇がついているところは次もできる可能性が髙いけど、✕が付いたところは次も間違える可能性があるから、なんで間違えたか振り返って、次、間違えないようにする必要があるんだよ。」
「だから、宿題も、その日やったことをちゃんと、どれだけ自分の実力になってるか見極めるためにやるものであるから、どこが〇で、どこか✕か見つけて、次につなげるためにやるんだよ。」
「答えだけ見て宿題をやるって子もいるけど、自分がどこが分からないかを見つけられなくなるから、とっても残念なことにつながるから、やっちゃいけないことなんだよ。」
と伝えました。
そこから7-8回指導していますが、全く宿題を写すことがなくなりました。
自分で気づくと行動は変わります。
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