何度聞いてもいいルール

これはどういうことかというと、 生徒によっては学校や塾、親などで、一度聞いてもわからなかったり、 その時はわかったつもりになっていても、あとからわからなくなることはよくあります。
その際に大人から、

「この前、説明したよね！？」
「一回聞いたのに覚えてないの？」
「またその説明するの。」

などいわれて、子供が委縮するケースをよく耳にします。

上記の3つは大人目線でしょうか？子ども目線でしょうか？

私は大人目線だと思います。 これくらいのことでできるだろう、わかるだろうと過去の経験則から、 考えるので、上記のような発言になります。

でも、現実に目の前の子どもはそれがわからないのです。
その子どもに大人として向き合う必要があります。

子ども目線で考えみたら、どうでしょう？
わからないことを再度質問しているのに、こんな風に言われたら、聞きづらくなるし、もういいやってなってしまう子も多くなるでしょう。

そこで私は、

「何度同じことをきいてもいいからね。」
「もしわからないことがあっても、それは先生のその説明が合わなかっただけなので、違う方向から説明するから、ちゃんと自分でわかるまで、何度も聞いていいからね。」

と伝えております。

そのため、生徒の心の安全が担保された状態で、やり取りすることができます。