読書感想文の書き方②
~小学生編~

前回、読書感想文の書き方の概要についてお伝えしました。
今回は小学生の読書感想文の書き方です。
小学校高学年や中学生になってくると、文章の構成も習うので、
低学年よりは抵抗がなくなります。

しかし、その構成を習っていないと、
どう書いていいのかわかりません。

文字の書き写しは、漢字練習や板書の書き取りでやっていますが、
自分の意見や感想を書くということをあまり経験していないので、
食わず嫌いなケースが多いです。

では、どうやったら、書けるようになるのでしょうか。

3部構成にしてあげましょう!
イメージとしては、
序論・本論・結論
とする感じです。

①序論 本をよむ前はどう感じていた(思って)いたのか
②本論 本を読んで伝えたいストーリー
③結論 読み終えての感想
とすると書きやすくなります。

では具体的に見てきましょう☆

①序論 本をよむ前はどう感じていた(思って)いたのか
読書感想文の最初は、なぜこの本を選んだか、です。
そのきっかけを理由もあわせて書いていくと手が進んでいきます。

②本論 本を読んで伝えたいストーリー
あらすじを簡潔に紹介し、読んでいる最中に思ったことや感じたことなどを、
自分の経験はこうだ、自分はこう思うなどと関連させながら、
膨らませていきましょう☆

③結論 読み終えての感想
読んだ後に自分がどう感じたか率直な感想と、
読んでみて感動したことや自分の考え方で変わりそうなこと等、
どんな変化が起きたか。
という観点で考えると話を膨らませやすくなります。

小学生であれば、まずは、自分の考えを書くという経験が大切なので、
大人がいろいろ問いかけてあげながら、
お子さんの1人では言語化できない言葉を言語化できるようにサポートしてあげましょう!

次回は中高生の読書感想文です。

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